大切にしたいのは、直に心に触れること。それは、現実以上のリアリティ。

演劇企画「ある」は生の舞台を上演します。


個人でビデオを取りYouTubeにアップできる時代です。しかもPCでかなり凝った映像も作れます。

そんな時代に、紀元前から続く究極のアナログ表現、舞台を上演しています。

舞台では、幻ではなく本当に他者が存在することを感じられます。そのことは、自分が本当に存在するということを感じることに繋がります。

「ある」の名前にふさわしい、あなたの眼の前に人がいるという、奇跡をお届けします。

そう、そのことに全力を尽くしている企画です。

舞台を通して、「リアル」を取り戻そう。

演劇企画「ある」の3つの「ある」


俳優のからだとことば


「ある」の舞台は物語のストーリー性に頼りません。ネタバレしても影響がありません。

 俳優を通じてストーリーを伝えたいのではなく、ストーリーを通じて俳優の美しさや面白さを感じて欲しいのです。

 演出アイデアもアイデアを見せるためにあるのではありません。俳優の存在をくっきりさせるためにあります。ですから奇抜で豪華な演出はありません。

 俳優のからだとことばの織りなす世界をお楽しみ下さい。

    想像力の喚起


 凝った舞台美術は目を引きます。テーマパークのようなのは、ワクワクします。実は結構主宰者も好きです。

 しかし、人間の想像力は実に素晴らしい。何もない空間の中で、俳優のことばやからだから、真っ青な大空や荒れ狂う海を感じることもできる。薔薇の匂い、氷の冷たさも感じる。

 演劇企画「ある」では、舞台装置はほとんどありません。俳優と共に想像力をかき立ててください。

 

残留物


「ある」の舞台は見終わったあと、すっきりしません。体の中に消化できない何かが残ります。何日、何年かたって、ふとその残った「何か」が蠢き始めるのが素晴らしい。

 すっきりさっぱりすぐ忘れるようなものは作りません。忙しい現代だからこそ、舞台を見てふと立ち止まって欲しいのです。疑問を持ち、考えを巡らせたり、一緒に見た人と話し合ってみたり、そんな時間をお届けします。



演劇企画「ある」とは

 演出家堀益和枝(ほりますかずえ)の主宰する個人企画。公演の毎にスタッフや俳優を集める。毎回、演劇的チャレンジと現代にふさわしい作品を上演している。演劇的チャレンジゆえに、演劇人を中心にウケると思いきや、一般の演劇をあまり見ない層に好評で、主宰者も驚いている。特に、会社員や元会社員、社会で違和感を感じている方にかなり好評。「普通の芝居にないものがある」とのこと。